皆様、こんにちは。
日本特殊清掃センターです。本日も当社のブログをご覧いただきありがとうございます。
本日は、大阪市都島区にてK様より特殊清掃と遺品整理のご依頼をいただきましたので、作業を実施してまいりました。故人様は、ご依頼主様であるK様の叔父にあたる方で、残念ながら洗面所で倒れ、死後1ヶ月で発見されたそうです。
スタッフ一同、心よりご冥福をお祈りいたします。
K様から経緯を教えていただきましたが、管理人様が異変に気づき発見に至ったそうです。お見積りにお伺いさせて頂き、その場でお見積り金額を提示し、作業内容の詳細をご説明させていただいたところ、即決にてご依頼をしていただきましたので、遺品整理作業前に応急の特殊清掃を行いました。
※モザイクは入れておりますが、閲覧注意でお願いします。
作業前は必ず手を合わせてから開始させていただいております。
まず初めに、腐敗してしまったため、かなりの体液がながれている状況でしたので、特殊清掃専用の特殊な薬剤を噴霧して体液を綺麗に拭き取る作業を行います。
防護服、手袋(3重)を装着し、感染対策をしっかりして拭き取っていきます。
今回の現場は、かなり体液が流れてしまっていたので、体液の拭き取りだけでなく、床に貼っているクッションフロアもめくり床を電動ノコギリでカットしてすべて撤去する作業が必要でした。
腐敗臭を完全に無くすためには、臭いの元となる原因を徹底的に取り除かなければなりません。
このように、床と壁のクロスをめくります。
ここまで異臭の原因になるものを取り除いたら、次に腐敗臭に効く専用の薬剤を部屋中に噴霧します。
薬剤に関しては、現場の状況によって使用する薬剤を選別します。また、複数の種類の薬剤を使用する場合もあいります。
薬剤をお部屋全体に噴霧したら次は上記画像のオゾンを発生させる機械を設置し、こちらも現場の状況によってタイマーをセットします。腐敗臭が酷い場合は数日に渡り『薬剤噴霧⇒オゾン燻蒸』を繰り返して作業を行います。
今回はご依頼主様へお引渡すのに3日間の作業となり無事に終了いたしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。