【未経験者必見】自分じゃ片付けきれないレベルのお部屋を専門業者に依頼すると相場はいくらになるのか・安い金額に抑えるための方法

皆様、こんにちは。特殊清掃センターの村上です。社会人になってから『部屋のお片付け』のお仕事をさせていただいていますが、自分の部屋の片付けは恥ずかしながら苦手です(笑)

ですが自分の部屋以外のお片付けは大の得意分野です^^ 

ご依頼を頂いた際は、迅速かつ丁寧に対応させていただきます。

さて今回の記事では、お部屋のお片付け専門の業者に依頼するとどれくらいの金額になるのか。どうやって料金を算出するのか。安く済ませるにはどうすればいいのか。これらを解説していきたいと思います。

専門業者に依頼すると相場はどれくらいなのか?

現在、お部屋の片付けの専門業者がかなり急増しています。業者ごとによって金額は違います。尚且つ部屋の数、片付ける物の量で金額は大きく変わります。5万円~30万円の間で収まるケースがほとんどですが、ゴミ屋敷だと30万円を超えることもざらにあります。では、金額設定の詳細について解説していきたいと思います。ここでは8畳の1ルームの部屋を例題に挙げて解説していきます。

片付ける物の量で金額が変わる

 

 

1ルーム→床は見えるが壁沿いに物が積みあがっている部屋。  

1ルーム→床も見えず腰の高さまで物が積みあがっている部屋。

どちらも同じ間取りの1ルームの部屋ですが、業者が持ち帰る荷物の量は違いますよね。なので料金は荷物が多い後者の部屋の方が高くなります。

物の種類によっても金額が変わる

 

 

1ルーム→衣類や本、書類がメインの部屋

1ルーム→食べ物、飲み物、ゴミがメインの部屋

これらの量が一見同じに見えても料金は違います。なぜかというと、リサイクルできる物が前者でリサイクルできない物が後者だからです。衣類や紙は再利用することができますのでよほど状態が悪くなければ処分代は発生しません。しかしリサイクルできないゴミ関係は処分料金が発生します。以上の理由から物の種類によって料金が変わるのです。

搬出経路も料金に関わってくる

 

 

1ルーム→101号室で目の前にトラック駐車可

1ルーム→501号室でエレベーター無しの階段5階、トラックは200m離れた場所に駐車

両方同じ内容の物だとしても、搬出経路が全く違いますよね。前者は3人で作業に取り掛かるのに対し、後者は5人で作業に取り掛かる必要があります。片付ける家の周りに駐車できるスペースが充分にあるかどうか確認しておきましょう。

料金はどうやって算出するのか

お部屋の片付けをする前に、必ず見積書が作成されます。その見積書の内容について是非この機会に予習しておきましょう。

人件費

 

 

一番コストがかかる費用は人件費になります。全体の約半分を占める人件費は1人当たり15,000円ほどになります。肉体労働のため少し高いですが、他の業者もほぼ同じ金額です。

梱包・搬出費

 

 

家の中にある荷物を分別し、トラックまで積み込む過程の料金です。最終的な荷物の量で金額が決まるので見積もり担当の方に詳細を確認しましょう。

車両費

 

 

どのサイズのトラックが何台必要かによって金額が変わります。トラックの種類は軽トラック、2tショート、2t標準ロング、2tワイドロングが基本的に使用されています。それぞれ料金が違うので注意しましょう。

備品費

 

 

お部屋を片付けるにあたって必要な備品の費用になります。主にビニール袋、段ボール、ガムテープや養生テープ、養生資材といった消耗品がこの金額に含まれています。

安い金額に抑える方法

上記で説明した内容を少しでも抑えるためにはどうすればいいのか。これを知っていれば数万円、場合によっては10万円以上得をするかもしれません。是非最後まで目を通してください。

価値がある物は売る

 

 

片付ける際には処分費や必要な備品費などがかかります。ですがまだ価値がある物はネットショップや持ち込み可能の買取屋に売りましょう。物によっては数万円、十数万円といった価値が付くかもしれません。金額が付かない物も無料引き取りしてもらえるパターンがありますので少しでも金額を減らしましょう。

相見積もりを取る

 

 

まずは最低でも3社ほど相見積もりを取りましょう。1社だけだとその業者が高いのか安いのかすらわかりません。業者によっては相見積もりを取らなければ〇〇%OFFといったサービスを進めてきますが、そういったサービスは信用せずにほかの業者の金額を聞いてみましょう。近年ではLINEやメールでお部屋の写真を送るだけで見積もりをしてくれる業者も増えてきましたのでご利用されてみてはいかがでしょうか。

自分で減らせるジャンルは片付ける

 

 

上記でも説明した衣類や本、書類関係はリサイクルショップや古紙回収BOXに持ち込めば無料で処分することができますし、買い取ってもらうことも可能なので金銭的な負担を削減することができます。

一部だけ残してその他のスペースのみ依頼する

 

 

全ての部屋を片付けてもらうのではなく、一部のエリアに絞って依頼することも可能です。例えばリビングやキッチン周り、洗面所は片付けてもらうが寝室は自分で片付けるなどオリジナルのやり方でプランを練ってみましょう。よくあるのは貴重品がある部屋はお客様ご自身で片付けられるパターンです。まとめてゴミ袋に入れられてしまうと、タイミングによってはもう戻ってきません。全ての部屋を片付けるよりも料金を抑えれますし、探し物を自分のスピードで見つけることができるのでおススメです。

整理業者にも買取してもらう

 

 

自分自身で売れるものを全て売ったとしても、意外なものが高価値で買い取ってもらえる可能性があります。買取業者に見積もりしてもらうときに同時に買い取ってもらえるものは買い取ってもらいましょう。特に電化製品は買い取ってもらえることが多いので10年以内の年式の家電製品は見積もり担当者に確認してもらいましょう。買い取り商品が多ければ多いほど作業代金から相殺して金銭的負担が軽減します。

まとめ

部屋の片付けの料金の仕組みや安く抑える方法について解説致しました。個人で部屋の片付けをすると想像以上に時間がかかります。どうか個人で無理をされるのでは無く、私たちプロにご相談ください。必ず皆様のお力になれると思います。家の片付けについてご不明点やお悩み事があればいつでもお気軽にご相談ください。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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